【このファン心理を責める事はできない】ユベントスA 対 ユベントスB レビュー



ユベントスA 対 ユベントスB レビュー

ユベントスA 3-1 ユベントスB

 

[meikan]


 

開幕前にヴィラール・ペローザで行われる恒例の「ユベントスA 対 ユベントスB」の一戦。見ている方は「お祭りムード満載」でしたが、プレーしている方はそんな雰囲気でもなかったですね。去年は特にロナ王のお披露目試合になっていたって言うのもあると思うんですが、今シーズンはやはり「放出」がチラついているだけに、選手も少し気持ちの持ちようが違ったのかもしれません。

 

さて、ユベントスAですが、スタメンはこんな感じでした。

【前半】
GK:松野さん(→コブタン)
DF:オジーロ、あばらる君、ポヌッチ、ドンキー
MF:ナス大、アゴイチ、松ちゃん
FW:キュン、ポルちゃん、コスタるん

【後半】
GK:コブタン
DF:オジーロ、あばらる君、ロボ、ユッティ
MF:ナスJ、主任、ラビ彦
FW:五郎スキー、布袋、クアドラマン

 

たぶんメンバー構成やスタメンには大きな意味はなかったと思いますが、最初に書いた通り選手は過度な接触プレーは避けていたものの、プレー自体は他のプレマッチ同様のスタンスだったと感じました。後半はこれも恒例の「観客がドドーンと乱入」で試合が早いタイミングで終わっちゃったんでほとんど参考にならないんですが、前半だけを見ると2ゴールを挙げたキュンにキレが戻ってきており、そしてアトレティコ戦同様にコスタるんの調子が良さそうです。また、ポルちゃんもハゲている事をものともせず、エリア内で積極的な仕掛けを見せてチーム残留に向けて大きくアピールしました。

中盤はアゴイチが完全にゲームメイクの中心になるのですが、ナスJはちょっとばかり目立たなかったかな、と言う印象。松ちゃんはいつも通りで可もなく不可もなくで、むしろこれが松ちゃんの‘’持ち味‘’である事は間違いありません。ディフェンス陣ではオジーロのプレーを初めておじおじと見たのですが、どちらかと言うと『オーソドックスな老け顔のサイドバック』と表現できるでしょうか。特別攻撃的でもなく特別守備的でもなく、タイプとしてはユッティに近い感じでかもしれません。まぁ、ユッティ自体は変態ですが、プレースタイルはオーソドックスと言えるでしょうし。

ちなみにセンターバックの一角で出場したアバラル君は、早速ユーベ移籍後初オウンゴールを記録。左サイドから上がった相手のクロスに対して「えっ、そのボールを胸で行く!?」的なアプローチだったんですが、胸パスだか胸トラップだか胸シュートだか分からない感じでそのまま自軍ゴールにぶっこみました。つーか、あんなゴール間近のボールを胸で処理したら、漏れなくオウンゴールになるでしょうが!とにかく今シーズンはエリア内で事件が多発しそうです。

 

 

そして後半はガラっとメンバー構成を変えたユベントスAだったんですが、開始6分にクアドラマンがおされなヒールシュートを決めた直後に「観客がドドドドー」って乱入して来て試合終了。ちょうどピンちゃんが交代の為にタッチライン際に立っていたので、見ている方も「締めのピンちゃん登場=試合終了」と勘違いしてしまったのかもしれません。編集長的には後半のメンバーでもう少し見てみたかったのですが、ここ2シーズンで「締めピン」のイメージが付いてしまっている以上、致し方無しと諦める事にしました。来年はこういった流れにならない為にも、今シーズンはシーズン折り返しくらいで一度出場して(そして失点して)、ファンに「中締のピンちゃん」の印象付けておくのも良いかもしれません。

 

※この姿を目にした観客の心が、一気に「締めピン」の方向に向きだしました!

 

 

って事で試合はだいたい50分で終了。

 

まぁ、何にしてもキュンの2ゴールはプラス要素。内1点はPKではあったものの自ら得たものですし、本人も手応えを感じているでしょうし、今週末に急遽組まれたトリエスティーナとの練習試合で、周囲を黙らせるほどの活躍を見せてもらいたいものですね!

 

 

って事で、次のトリエスティーナ戦もユベントスTVで見れたら嬉しいけどなー。

 

見れないだろうなー。

 

何にしても次は90分間試合してねー。

 

 

 

Forza Juve!

 


 

ロマ速の『ゆるふわ座談会』に参加させて頂き、「ユベントスが嫌われる理由」について他サポに聞いてきました!(笑)