【W8NDERFULを超える男!】2019-20 フレンドリーマッチ K-リーグ選抜戦 レビュー




2019-20 フレンドリーマッチ K-リーグ選抜戦 レビュー

K-リーグ選抜 3-3 ユベントス

 

[meikan]


 

はっきし言って選手たち、特にレギュラー組の動きにキレがなかったんですけど、もうこりゃ「仕方ない」としか言いようがない。この6日間で3試合、しかもシンガポールから始まり中国、そしてこの日の韓国と3か国目。そりゃ疲れますわ。

 

そんで試合なんですが、ダズーンで放映が無かったこともあるんで、まずはスタメンから紹介!

【4-3-3】
GK:コブタニー
DF:慎吾、デ・リフト、アゴーニ、ベルアット
MF:ムラトーレ、アゴイチ、ラビ彦
FW:五郎スキー、ポルちゃん、布袋

 

ポルちゃんと布袋の名前が挙がっていたので「4-4-2かな?」と思ったんですが、布袋を左に回した4-3-3でスタート。しかし、結果として布袋の左は全く機能せず。ヒロシ時代に敷いた4-2-3-1の左サイドだと左から中に入ってきてゴールに絡んでいたものの、少なくとも山ちゃんが敷く4-3-3の左だと役割が「ワイド」になっちゃうんで、ベイビーするのは難しそうです。ちなみに逆に本職のセンターフォワードで出場したポルちゃんは、1アシストを挙げるものの失点にも絡んでおり、また試合を通じては「たまにしか機能しない」と言う事で、安定のポルちゃんでございました。

 

 

 

試合内容に関しては、冒頭にお伝えした通り「疲れ」の見えるユベントスに対し、ホームのアドバンテージと高いモチベーションを持って臨んだK-リーグ選抜がガッツンガッツンと攻勢を掛けてきて、苦戦を強いられます。中でもここ2試合で露呈したように中盤の守備に関しては改善の余地が大いにあり。センターバックの前に楔のパスを入れられ、そこから簡単にサイドに展開されると(ピッチを広く使われると)対応が後手後手に回りピンチに繋がっていますし、この試合でも相手が‘’選抜チーム‘’と言う事で連携はあまり見られなかったのの、中からサイドにボールを散らされた後は‘’縦への早い仕掛け‘’からK-リーグ選抜にチャンスを作られてしまいます。ユベントスも水際で防いでいたものの、これが相手チームが同等クラスになると、更にサイドバックも絡んできて数的不利になり、‘’ピンチ‘’が‘’超絶ピンチ‘’になって、ゴール前にボールを入れられた後に、ゴチャゴチャした所をポヌッチ辺りが適当に転がって痛んでいるフリをしている間に失点を喫するシーンをイメージする事ができますね。まず山ちゃんが手を付けるのは、守備の組織構築からでしょうか。

 

何度見ても愛らしく思えるシーンです。

 

 

 

ただ、そんな中でも得点を挙げたムラナントカーレを筆頭に、やる気満々マンの若い選手たちがここぞとばかりに躍動していました。途中でアルファベット系の選手がどんどん出てきて『ユベ坂46』状態になり、誰が誰だか分からなくなりましたが、取り合えず顔と名前が一致しない選手が頑張っていたのでそう言う事だったんだと思います。これもプレマッチの醍醐味ですな。

 

 

そして、最後にこれを触れない訳には行きませんよね。

 

ピンちゃん(49)、圧巻の2失点。

 

この試合ではなぜかGKが変則交代となっていて、90分間を『コブちゃん→ピンちゃん→松野さん』と3人で回す形になり、ひとりひとりの出場時間が短かったものの、その中でも2失点を喫する辺りはさすがのピンちゃん。昨シーズンまでは「ピンちゃんの失点でシーズンを締める」と言う契約が結ばれているとも噂されていましたが、もしかしたら欲を出したユベントスが「ピンちゃんで始まりピンちゃんで終わる」と言うシナリオを考えているのかもしれません。まだ分かりませんが、今シーズンに関してはウィンターブレイクに入る前に「中締めのピンちゃん」として出場(そして失点)する可能性も出てきており、ファンとしては「シーズン最終節だけに注目すればよい」という状況ではなくなったので、1年を通して49歳のおっさんを温かく見守って行きたいと思います。

 

この笑顔、まさに「PINDERFUL」!

 

 

 

つーことで、これでいったん遠征は中休みとなり、次の試合は8月11日のアトレティコ戦。それが終わればあとは開幕に向かってLet’s Go!って感じです。

 

南米選手権参加選手や怪我人組が加わってからが本当の意味での土台作りと言う部分もありますが、逆にその選手たちと実戦の場を踏めるのはわずか1試合のみ。今シーズンは監督も代わりましたし若干の不安を残しているのも確かですが、それでもドキドキとワクワクとロマンティックが止まらず、あと開幕まで1ヵ月を切った日々を、練習風景や移籍の噂などを中心に月ユベでは皆様にお届けして行きたいと思いますので、一緒に楽しんで頂ければ幸いです。

 

選手の悪口とかはなく、とにかくポジティブに楽しくね!

 

 

Forza Juve!