ピャニッチが意外とイエローカードをもらっている気がしたので検証してみました。




ピャニッチが意外とイエローカードをもらっている気がしたので検証してみました。

選手の愛称が分からない方はこちらを参照→(選手名鑑逆引き選手名鑑)

 

ナポリ戦をイエローカード2枚で退場したアゴイチに関して、なんとなくですが「イエローカードもらっているイメージがあるよなー」と思ったので、ちょいと調べてみました。今回は対比すべく他の選手のイエローカード率も含めて、ご報告させて頂きたいと思います。(※対象は国内リーグ、国内カップ戦、チャンピオンズリーグ)

 


 

アゴイチ

今シーズンは31試合に出場してイエローカードは7枚で、黄紙率は2.26。ちなみに昨シーズンは【43試合/10枚/2.33】と今シーズンとほぼ同数と、プレー同様に安定感を見せております。ざっくり言えば「5試合に1枚はイエローカードを貰っている換算」となりますが、この数字が高いか低いかはこれから出てくる他の選手と見比べて行きたいと思います。

ちなみにローマ所属最終シーズンの2015-16において、セリエAだけを見れば【33試合/11枚/3.33】。何気にイエロカード・コレクターなのかもしれません。

 

キュン

個人的には「可愛いふりしてあの子 わりとやるもんだねと」だと感じていたのがキュン。先日のナポリ戦でも不用意なイエローカードを頂戴していましたし、何よりも昨シーズンのレアル戦1stレグでは超絶不用意なイエローカード2枚(→退場)で、精神面の脆さを露呈しました。そんなキュンですが今シーズンは【31試合/3枚/0.97】と非常に低い数字を出しており、あみん的なイメージに関しては全くの誤っている事を証明してくれました。加えて特筆すべきは昨シーズンのセリエAにおいて、33試合に出場してなんとイエローカード(+レッドカード)はゼロ。プレー同様にクリーンな選手であると言えるでしょう。

 

ポヌッチ

頑丈だけが取り柄なんで、試合に出ているイメージが残っているポヌッチに関しても調べてみたところ、今シーズンは【28試合/1枚/0.04枚】と激低でした。

 

 

センターバックなんだから、もっとガッツリ行けや!

 

 

えぇ、イエローカード貰っていても貰っていなくても言われるやつですね。

 

 

退場王(番外編)

広辞苑で「赤」と引くと「モンテーロ」と出てくる退場王ですが、イエローカードに関しては【266試合/46枚/1.73】と決して高くはありません(セリエAのみ)。しかし、一発レッドカードは通算13枚でセリエA退場記録を保持。この数字から見ても、退場王は「イエローカードを溜めての出場停止」または「2枚目のイエローカードで退場」と言った小賢しい真似ではなく、ガツっと一発退場を狙いに行っていた事が分かります。ちなみにセリエA(アタランタで4シーズン、ユベントスで9シーズン)には13シーズン所属して13回の一発レッドカードである事から、シーズンで割ると「1シーズンに1回の退場」と退場率に関しては決して高いとは言えません(それでも退場記録保持者なんですが)。1シーズンに38回くらい退場しているイメージだったので、これは少しばかり意外でした。

 

退場主任

今シーズンより退場王国の一員となった主任ですが、【23試合/9枚/3.91】と圧倒的な数字を叩き出しており、またロシアワールドカップでも【5試合/2枚/0.4】と実績を残しております。現時点ですでに3試合に1枚はイエロカードを貰うペースで推移しており、月ユベ編集部では「何気にイエローカード記録保持者になりえるのではないか」との期待も急上昇中。やはり、ウルギャイの血なんですかねー。

 

ナス大

危険なプレーをするイメージのないナス大ですが、怪我で戦列を離れる時間が長い今シーズンはモチのロンのこと、コンスタントに出場していた昨シーズンも【38試合/1枚/0.03】と言う素晴らしい数字を残しており(ユベントスでの通算の数字も極めて低いです)、単純計算で言えば「100試合に出場して1枚もらうかどうか」。ドイツでは昔から「ナス顔に悪い奴はいない(※)」という言い伝えがありますが、世界のナス顔を代表してナス大がそれを証明していると言えるでしょう。

 

 

ナス大がカードを提示されている画像が見つからなかったので、弟のラニ・ケディラを起用しました。

 

 

あえてね。

 

 

※分かっているとは思いますが、ドイツにそんな言い伝えはありません。

 

 

 

まとめ

得点率とか失点率を出すべきなんでしょうが、月ユベ的にはイエローカード率に目をむけました。