ビリンデッリを知ってるかい?




ビリンデッリを知ってるかい?

—ビリンデッリの息子がユベントスBに加入するかもしれない。

 

単にこのニュースを呟いただけなのに、そこそこ反応を頂きお父さんびっくりドンキーでした。ついては、「もしかしたらビリンデッリで人気者だったんじゃね?」と感じながらも、「でも一部のコアなファンだけだよね」と分かっている部分はありながらも、こんなチャンスは二度とないと思うので、ビリンデッリと言う男を紹介させて頂きたいと思います。

 

 

Birindelli is…

  • 名前:Alessandro Birindelli(アレッサンドロ・ビリンデッリ)
  • 生年月日:1974年11月12日(44歳)
  • ポジション:DF
  • 背番号:15番→2番
  • 在籍歴:1997~2008シーズン
    (2009-10シーズンを最後に引退)

 

ユベントス黄金期において、主にサイドバックのバックアッパーとして重宝され、二進も三進も行かない時にはセンターバックで出場していましたが、レベルで言えばチンピラーロの右サイドバックと大して差がない程度のデキだったと覚えています。

そしてとにかく渋く、「ユベントスらしい選手」であったとも覚えております。たまーーーに右足で鋭いミドルを打ってましたが、ユベントスでの生涯ゴール数が「2」だった事から、威力だけあって外れていたんでしょうね。

 

 

愛称

時を同じくして「アレッサンドロ・デルピエーロ」がユベントスに在籍していた為、「アレッサンドロがチームに2人なんて分かりづらいだろうが!」と言う事で、ビリンデッリを「偽者のアレッサンドロ=偽アレ」と命名。しかし、最終的には「本者を超えた偽者」として存在感を示し、一時代を築きました。

まぁ、最終的にはどっちのアレッサンドロもハゲ上がってきて見分けが付きづらくなりましたが。

 

 

ハイライト


バルサ戦で決めたこのアシストがユベントスでのハイライトであり、逆に言えばこれ以外には目立った活躍が一切なかったので、消去法でこのシーンがサッカー人生のハイライトとなります。

 

しかし、2002-03チャンピオンズリーグ決勝でPK戦までもつれたACミラン戦において、2人目のキッカーとして登場すると冷静にゴールを決めております。ただし、こちらに関してはビリンデッリのくせにCL決勝に出場する時点で生意気なのに、PKキッカーまで務めるなんて超絶生意気なので、このシーンに関しては月刊ユベントス編集部から箝口令(かんこうれい)が敷かれており、無かったことになっております。

ちなみにPK戦2-3で敗れたのですが、PKを外したのはトレセゲ、退場王、サライエ太の3人。悔いはないですね。

 

 

まとめ

ひと昔前のユベントスにおいて「最もユベントスらしい選手」のひとりだったと思います。

 

「存在感がないことがビリンデッリの存在感を際立たせている」

 

決して派手な選手ではありませんでしたが、ビリンデッリのような選手がベンチにいる事で各時代の監督たちは「安心感」を、そして月ユベでも「いつ笑わせてくれるのか」との期待感を持って試合を見ていました。

 

そんなビリンデッリの息子がBチームとは言え、ユベントスに加入する可能性があると言う事で、昔の事を少し振り返りながら少しハゲ上がった彼の事を少し思い出してみました。実現するかは分かりませんが、是非加入に向けてチームも動いて頂きたいと願います。そして、いつかはビリンデッリ本人もチームのスタッフとして、ユベントスに戻ってきて頂きたいですね。

 

 

Forza 偽アレ!