【夢を乗せて】2017-18 CL 決勝トーナメント2回戦 2ndレグ vs レアル・マドリー戦 レビュー




2017-18 CL 決勝トーナメント2回戦 2ndレグ vs レアル・マドリー戦 レビュー

選手の愛称が分からない方はこちらを参照→(選手名鑑逆引き選手名鑑)

 

 

 

負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じぬく事

 

 

駄目になりそうな時 それが一番大事

 

 

 

 

 

この曲、聴いてたよーーー

 

 

一週間前からずーーーーーっと聴いてたよーーー

 

 

この曲の歌詞にすがってたよーーー

 

 

 

だって、ホームでまさかの0-3でしょ。

 

 

 

 

 

こんなん聴いてないと、平常心でいられんかったわっ!

 

 

 

 

「信じましょう」って書いてたけど、ホントは凄い不安だったわっ!

 

 

 

 

 

つーことで、強がりでも信じに信じ切った結果、凄い試合と遭遇する事になりました!

 

 

ホームで0-3からのアウェイで一時は3点差を追いつき、そしてロスタイムにPKを献上して敗退となりましたが、本当の本当に選手たちは良く戦っていたと思います。開始直後にナス大のアシストから布袋が先制ゴールを挙げると、交代出場で入ったエポックのクロスを同じく布袋が決めてトータルスコアを1点差にして折り返し、後半15分にはレアルGKナバスのファンブルを松ちゃんが押し込んで同点。「ベルナベウで3点取る事はミッション・インポッシブル」とさえ言われたアウェイでの戦いは、「ユベントスの辞書にはミッション・インポッシブルの文字は存在しない」と言う事を証明しながらも、最後の最後にロナウドにPKを沈められてベスト8敗退となりました。試合展開を振り返っても非常に悔しい敗戦となりましたが、1stレグを終えた後に傷を負ったライオン達は、ユベントスと言う名の誇りを胸に逆境を跳ね返し、2ndレグでは王者をあと一歩の所まで追い込みました。

 

 

そして、チャンピオンズリーグ敗退の事実は、ブッフォンの「チャンピオンズリーグ優勝」の夢が終わりを迎える事に繋がるかもしれません。しかし例え引退を決意したとしても、本当の終わりはユニフォームを脱ぐ瞬間であり、そこにチャンピオンズリーグ優勝と言う大きな花を添える事は出来なくなりましたが、リーグ7連覇とコッパイタリア4連覇の花を書き添える事は出来るかもしれません。いや、そうしなくてはならないし、ブッフォンの現役最後のハイライトの場をベルナベウでの退場のシーンにしては決してならない。

まだ実際に来シーズンの進退を明言していませんが、いま我々に出来る事はブッフォンの現役続行を盲目に望むことでもなく、惜別の言葉を口にすることでもなく、そして後ろを振り返る事でもなく、ただただブッフォンに対して何が出来るかを考える事なのでないでしょうか。ワールドカップもビッグイヤーも掲げる事は出来なくなってしまいましたが、そういう状況であってもベストを尽くすのがブッフォンと言う男であり、それを後押しするのが我々ユベンティーノの役目だと信じています。

 

 

 

チャンピオンズリーグ優勝の夢は途絶えてしまったけれど、夢はひとつとは限らない。

 

今まで我々に多くの夢と希望と感動を与えてくれたブッフォンに、今度は何かを与える時なのではないだろうか。

 

 

リーグ7連覇。

 

コッパイタリア4連覇。

 

 

彼の辿ってきた軌跡を考えれば大きな夢とは言えないけれど、夢は心の中で持ち続けるものであり、時には他の誰かから与えらるものなのかもしれない。

 

 

 

ボクはいまだに忘れる事ができない。

セリエBに降格した時に、いの一番に残留を表明してくれたのが、当時世界最高GKと称されていたブッフォンだった事を。

 

あれから長い年月が経過してしまったけれど、今こそブッフォンに恩返しをしたいと願っている。

遠い日本の国からどれだけ届くか分からないけど、それを信じてシーズンが終わるまで彼に声援を送り続けたいと思う。小さな小さな恩返しかもしれないけれど声援を送り、そして最後まで彼の雄姿を見届け見送るつもりだ。今こそ、自分の中のユベントスと言う名の誇りと共に。

 

 

 

I’m proud of you all JUVENTUS!

 

 

I’m so proud of GiGi forever!

 

 

 

 

彼の夢をボク達に乗せて、ボク達の夢をユベントスに乗せて。

 

 


 

【編集長より】

今シーズンのチャンピオンズリーグ全10試合のプレビュー、レビューを読んで頂き有難うございました。来シーズンもチームを信じ、そして皆さんと一緒にチャンピオンズリーグの舞台を楽しみたいと思います!

 

Forza JUVENTUS!