【テレゴング結果発表】~CLベスト8に進むのはユベントス?スパーズ?~




CLベスト8に進むのはユベントス?スパーズ?

 

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いや~、今回のテレゴングはまさに「終盤追い込み型」でごじゃーしたっ!

 

出だしはあまりに投票が少ないんで「みんなCLは諦めたんかな」って思っていたんですが、最後の2日間の「泣き落とし」「イジケ脅し」により一気に投票が増えまして、最後は合計57票集める事ができました。投票いただきました皆様、本当に有難うございました。

 

そして、投票も何もせずにこの結果発表を見ている方々……

 

 

 

 

みんなに無視されたって、先生に言いつけてやるからなっ!

 

 

 

つーことで、たぶん時間の無駄になると思うんで本編に入りますが、今日は「DAZN解説」と「原辰徳の中の人」でお馴染みの、グータッチ細江田さんにお越しいただきました。細江田さんの原辰徳風の声を想像しながら、最後までお楽しみください。

 


 

現在のチーム状況

編集長ミツ
早速ですが細江田さん、運命のスパーズ戦まであと1日となりました。ユーべホームの1stレグから先週末までの試合を振り返り、両チームがどのようなコンディションかを教えて下さい。

G細江田
スパーズに関しては最近の試合を見れていないので分からない部分も多いのですが、取り合えず目立った怪我人は出ていないようですし、4試合負けてもいないので引き続き好調をキープしているのではないかと予想します。ただ、FAカップのロッジテール戦を一発で仕留められなかったのは何かしらの影響が出るとは思いますが(1発勝負だが初戦を引き分けたために再試合に持ち込まれた)。

編集長ミツ
では、ユベントスはどうでしょうか。

G細江田
ベルナルデスキが怪我により戦線離脱してしまった事は非常に痛手ではありますが、1stレグに欠場したマトュイーディとディバラが戻ってきたのはチームにとって非常にプラスです。マトュイーディは復帰後2試合のパフォーマンスを見る限り全く不安はありませんし、逆に不安の残っていたディバラに関しては先週末のラツィオ戦のロスタイムに劇的決勝ゴールを挙げました。

話は少しずれるのですが、日本のプロ野球界では巨人以外のチームが首位を走っている時、一番嫌なのは巨人が連勝なんかをして日本全体に「巨人の追い上げムード」が出来上がる事だそうです。ディバラのゴールに関してはそれと同じ現象が起きていまして、ユベンティーノの中でも「ディバラがいれば大丈夫」と言った雰囲気が生まれてきています。恐らくチーム内でも同じ空気が流れているのではないでしょうか。

 

システム

編集長ミツ
1stレグ2対2の結果を鑑みた上で、両チームはどのようなシステムで臨むと考えていますか。

G細江田
スパーズに関しては1stレグのスコアに関わらず4-2-3-1が濃厚で、右サイドバックはオーリエが出場停止となるのでトリッピアーでしょう。前線の4枚に関しては1stレグはソン・フンミンを外してラメラを起用してきましたが、2ndレグはソン・フンミンなのかラメラなのか。ポチェッティーノの采配を楽しみにしています。

編集長ミツ
ユベントスはリーグ戦でも幾つかのシステムを試しています。スパーズとの2ndレグはどうお考えでしょうか。

G細江田
当たり前の事ですが「先ずは失点しない事」。そしてそれと同時に「点を取る」と言う任務を遂行しなくてはなりません。それを考えると中盤にボランチ3枚を並べた4-3-3が一番適していると思いますし、マトュイーディが戻ってきた事により、ケディラ、ピアニッチの3人で絶妙なバランスを保てると思います。

編集長ミツ
4-3-3で臨んだ場合、前線の3枚は誰がベストでしょうか。

選択肢は「マンジュキッチ、ディバラ、イグアイン、ドゥグラス・コスタ」になると思いますが、左から「ディバラ、イグアイン、ドゥグラス・コスタ」で臨むべきだと思います。特にドゥグラス・コスタは1stレグでも異次元のスピードを見せつけPK獲得も含めて多くのチャンスを作っています。同じようなタイプがプレミアでは見当たらない事から、2ndレグでもスパーズは手を焼くと思います。そして左サイドですが、ディバラかマンジュキッチかの選択肢になりますが、マンジュキッチの調子がいまひとつ上がってきていない事と、逆にディバラがラツィオ戦でゴールを奪った事で心のコンディションが戻ったと感じました。開幕当初の自信に満ち溢れたディバラの姿が見れるのではないかと期待できます。

 

試合展開

編集長ミツ
1stレグを2対2で終えてのスパーズホームで迎える2ndレグ。どんな試合展開になるでしょうか。

G細江田
2対2で終えた事により、スパーズにとっては逆に難しいシチュエーションになったと思います。2ndレグは両チーム90分間スコアレスであればスパーズの勝ち抜けが決まりますが、ホームである以上「1点取って試合を決める」気持ちが出てくると思いますし、サポーターもそれを期待するでしょう。そしてスコアレスで試合が進んだ場合、時間が経過するにつれてチームの中で「攻める意識」と「守る意識」が入り交ざってきて、わずかな歪が生まれるのではないかと予想できます。そこをユベントスはディバラやドゥグラス・コスタが狙ってくるでしょうし、そこを抜け目なく突いてくるのがユベントスと言うチームです。

編集長ミツ
逆にユベントスは先に失点するとほぼゲームが終わりますね。

G細江田
おっしゃる通りです。それだけに慎重に試合に入るでしょうし、ポゼッションはスパーズに傾くと思われます。

編集長ミツ
では、簡単に試合展開を予想して頂けますか。

G細江田
ポゼッションは6対4でスパーズ。スパーズの攻撃に耐えながらもユベントスは時折ショートカウンターでスパーズゴールを脅かす展開になるのではないでしょうか。いずれにしてもホームの大声援を味方に、スパーズ攻勢で試合が進むことでしょう。

 

キープレイヤー

編集長ミツ
両チームの鍵となる選手を教えて下さい。

G細江田
スパーズはやはりエリクセンでしょう。1stレグでもひとつレベルの違う選手である事を証明しましたが、彼のその能力は得点感覚やゲームメイク力ではなくバランス感覚だと考えています。先ほどお話した通りスパーズにとっても難しい試合となりますが、チームに歪が生じたときに舵を取り、方向修正を促す力を持っている選手です。

編集長ミツ
ユベントスからも1人お願いします。

G細江田
ディバラです。確かにハリー・ケインもエリクセンも素晴らしい選手、特別な選手でありますが、スター性で言えば両チーム合わせてもディバラが一番だと思います。そして、こう言った苦しい状況の中で決めるのがスター選手であり、ディバラはそう言った星の下に生まれてきていると言っても過言ではありません。

 

試合結果

編集長ミツ
では、ずばりベスト8に勝ち進むチームは。

G細江田
ユベントス。
0対0で試合が進んだ後半25~30分にディバラが得点し、そのまま逃げ切りです。

 

総括

編集長ミツ
かなりユベントス寄りの意見となりましたが、細江田さんはユベンティーノを公言してらっしゃいますし、そうなっても仕方ないとは思っていました(笑)

G細江田
確かにユベントス贔屓である事は否めませんが(笑)、それでもスパーズが1stレグを2対2で終えた事は客観的に見ても「安泰」ではないし、むしろ「歪のもと」になるとも思います。確かにここ数シーズンはプレミアでも上位に入っていますが、まだまだヨーロッパの舞台では結果を残せていないチームです。若いチームがこのプレッシャーを跳ね返す事ができるかも注目です。

 

編集長ミツ
非常に興味深いお話を有難うございました。またベスト8のテレゴングでお会い出来る事を楽しみにしています。

G細江田
こちらこそ有難うございました。ユベントス寄りのコメントが多くなりますが(笑)、ぜひまた呼んでください。

 

 


 

最後までお読み頂き有難うございました。

確かにアウェイで勝つ事は難しいですが、ディバラ、マトュイーディが戻ったユベントスにとって、それは決してミッションインポッシブルではないと考えています。私も微力ではありますが、極東の地からユベントスに声援を送りたいと思います。

 

改めてになりますが、テレゴングに投票頂きました皆様、本当に有難うございました。

 

またベスト8でもテレゴング開催したいんですが、勝たないと開催できないんだよな……(笑)