【3月22日更新】レアル・マドリー攻略メモ




レアル・マドリー攻略メモ

CLベスト8で対戦するチームがレアル・マドリーに決定しましたが、実際に今シーズンのレアル・マドリーを見続けているユベンティーノはどれくらいいるでしょう?各所で「レアルは強い」と言う声を聞きますが、もしかしたら伝統や選手名から「強い」と言うイメージが先行していて、実際にどんなサッカーを展開するのか、逆にどこが弱点なのかを知らない方もいるのではないかと予想しました。そして編集長もそれに漏れず、これまで何試合かレアルの試合は見たものの、対戦相手の目線では見ていなかったので分からない部分が多いです。

 

つーーーことで、試合まで十分な時間はありませんがやれるだけやりましょう!

 

 

いくぜーーー、レアル攻略!

 

 


 

【2017年10月18日 トッテナム戦】


(レアル・マドリー 1-1 トッテナム)

▶選手の愛称が分からない方はこちらを参照→(選手名鑑逆引き選手名鑑)

 

えぇ、結構前の試合を持ち出しました。

 

もちろん最近の試合を取り上げるのが一番リアリティがあるんでしょうけど、CLグループステージでレアルと同居したスパーズは、予選リーグの直接対決を1勝1分で勝ち越しています。更に言えばユーべとの対戦歴もあるし、この2試合を見るのが一番立体感が出てくるかな、と思い取り上げております。

 

月ユベ内でもエナティアとチンピラーロがここ数か月で主役に躍り出たように、レアルでも「いまはもうレギュラーメンバーも違うよー」と言う事があるかもしれませんが、チーム全体で言えば大きく変わらないはず。いや、もう試合見ちゃって後に引けんからそう思い込むわ。

 

つーことで、行きます。アドバイスはいいけど文句は言っちゃやーよ。

 

 

———

 

まずこの試合、レアルのシステムは4-5-1と紹介されていますが、中盤の5枚に関してはカゼミーロが守備的なバランサーで、クロースとモドリッチが少し深めに位置取りしながらゲームメイク。そんでイスコとロナウドが前線を自由に動く。と言った感じでしょうか。なんか、キュンみたいな「トップ下」ってポジションが無かったように感じました。んで、やっぱりレアルの攻撃はこのイスコとロナウドが右に左に前に後ろに自由に動き回ってスパーズゴールにアタックをかけていくんですが、分かっちゃいたけどロナウドの攻撃力は半端ないね。たぶんチンピラーロが11人寄ってたかっても叶わないと思うわ。つーか、チンピラーロ11人vsロナウド1人でも試合に勝てんだろうね。

 

 

んな訳あるかいっ!

 

 

いや、実際に見てるとそんな訳ありそうでもあるんですが、ロナウドは自由に動くんで「ユーべの誰が止める」とかではなくて、ユーべのディフェンスライン全員が対応できるかどうか、と言った物差しになってくると思います。ユッティ、エポック、ロボ、アゴーニ、エナティア、師匠、メンディ……

 

 

誰一人として止められるイメージ出てこねぇ……

 

 

 

えぇ、意図的に熊さんの名前は外したんですが、そんなん関係ありませんでした。

 

取り合えず一人がロナウドと距離取りながらスピードを落とさせて、その後にボランチとサンドウィッチするしかありませんな。到底1対1では勝てませんわ。

 

 

んで、ロナウドとイスコが自由に動けるのも、試合を作るモドリッチとクロースの能力が高いからだと感じました。ひとつひとつのプレーの質は高いし、プレーエリアが非常に広い。特にモドリッチは背番号10を背負っているだけあって、「レアルの心臓」とも言えるでしょう。ただ、我々にもアゴイチと言う「ユーべの心臓」となる選手がいるんで、この2人がどれだけ試合を作って来るかは楽しみですね。

 

 

アゴイチ累積で出場停止じゃねぇか……

 

 

最後に守備陣に目を向けますが、左からマルセロ、ヴァランヌ、ラモス、マキミと並んでいて、どの選手も攻撃参加の意識も高く、特にマルセロの攻撃力は脅威。サイドに流れたロナウド、イスコとのコンビネーションもあれば、単独の突破もあり。ロベルト・カルロスから受け継ぐ攻撃的左サイドバックの系譜が、ここに残されています。

で、実は見ていて感じたのは「守備陣に関しては突破口があるのではないか」と言う事。実際にオウンゴールではありましたがスパーズに先制点を許しているし、他にも幾つかピンチがありました。全体のスキルが高いがゆえに、シンプルにやるべきところを複雑にしてしまい、相手に突破口を見せている部分もあり。そしてそれは「2人1組み」と言う事がポイントだと思います。言うなれば「一人では打開できないかもしれないけど、二人なら突破できる」。得点には繋がってはいませんが、スパーズはジョレンテとケインでチャンスを幾つか作っています。この時点で気づいた方もいるかもしれませんが、ポルコとキュンが上手く絡めば、それこそスパーズ戦の2点目のような決定機が訪れるかもしれません。

 

もちろんノックアウトラウンドではなくグループステージなので、同点でありながらもレアルは躍起になって追加点は狙ってきていませんが、それでもホームでありながらスパーズと引き分けたのは事実。ユーべに関しても同様にポゼッションを取られるかもしれませんが、しっかりと守備の網を張っておけば簡単に失点する事はないでしょう。それを考えると編集長的には4-3-2-1がオススメ。確かにアゴイチ不在は痛いですが、代わりに塩キージオかカリアゲを中盤センターに置いて、両サイドにナス大と松ちゃん。この2人が両サイドを固めれば豊富な運動量でレアルの攻撃の芽を摘むと同時に、チャンスがあればゴール前に顔を出す事でしょう。そしてワントップの下にいるキュンとコスタるんが「自由」に動き回りレアル守備陣をかく乱。それに乗じてポルコが得点、的な。

 

 

確かにレアルは強い。ものすごく強い。エナティアが100人乗ってもイナバ物置で寄ってたかっても止められないかもしれませんが、サッカーはチーム戦。そして何よりもレアルは現在リーガ3位につけるチームで絶対的ではない。ヒロシが我々常人には思いもつかない作戦で、レアルを倒してくれると信じています(チンピラーロをスタメン起用とか宇宙人的な発想だけはヤメてくれ)。

 

そんなこんなで今回は「レアル攻略」のコーナーを作りましたが、ユベントスはヨーロッパの数あるチームの中で8強に残った時点で凄い事です。そう考えるとこのレアル戦は勝っても負けてもおかしくないラウンド。とにかく楽しみましょう!その為にもレアル攻略。相手を知る事で更に楽しさに深みが出てくるはず。みなさんの意見や視点があれば、ぜひ教えて下さいまし!

 

 

 


とにかくカツオに言われるとイラっとしますね。

つーか、無駄にユベントスのユニフォームを着てますわ。

 

 


 

もう少しだけ投票募集しちょります。