【~拝啓~】以前よりロナウドファンのみなさまへ

【~拝啓~】以前よりロナウドファンのみなさまへ

 

拝啓

ロナウドファンの皆さま。 このたび、ユベントスはクリスティアーノ・ロナウド選手と同じ船に乗り、同じ夢を追いかけて航海に出る事になりました。恐らく、ロナウドファンの方にとっては「ユベントスとは何ぞや?」と思われいる方も多いかと思いますし、「ユベントスみたいなどこのシマウマの骨か分からないチームに、ロナウドを預ける事はできない」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

つきましては、自称「ユベントス日本語公式風」を名乗る月刊ユベントスが、僭越ではございますがユベントスと言うチームを紹介させて頂き、少しでもユベントスに対するアレルギーを払拭して頂ければ幸いと思い、記事を書かせて頂きました。

 

少々お時間を頂きますが、最後までお付き合いくださいませ。

 

 

 

Juventus

創設1897年の歴史あるサッカークラブで、実に国内一部リーグを34回、カップ戦を14回、そしてチャンピオンズリーグ優勝2回を誇ります。特に国内では他のチームを寄せ付けない強さをここ何年か見せており、国内リーグ7連覇、カップ戦4連覇中ですが、逆に言えば超絶内弁慶のチーム。そしてヨーロッパの舞台に目を移すとチャンピオンズリーグ優勝からは遠ざかっており、最後に優勝したのは1995-96まで遡ります。記憶に新しいかと思いますが、レアルマドリーと対戦した2016-17と2014-15シーズンに準優勝を飾っているものの、今シーズンは何としても悲願のチャンピオンズリーグを制覇する為に、ロナウドをはじめ積極的な補強を進めている所です。

 

 

 

カルチョ・スキャンダル

これ、やっぱり気になりますよね。

ユベントスの悪い人たちが審判を買収していたとして、ユベントスは2005-06シーズンに優勝したもののセリエB降格となりました(加えて2004-05、2005-06シーズンのスクデットも剥奪)。実際にどこで何が起こっていたのか詳しくは分かりませんが、当時試合を見ていても「これ、八百長???」って思ったシーンもあったので、たぶん何かしらやっていたんだと思います。

 

中でも1997-98シーズンにインテルと優勝を争っている中での直接対決で見せたこの判定は、さすがに裏金をもらっていてもやり過ぎだと感じたことを今でも覚えています。

 

でも、1シーズンのセリエBへの島流しの刑を全うし、いまは清く正しく生きておりますので、ご安心下さい。

 

 

 

監督

ユベントスを率いるのはマッシミリアーノ・アッレグリで、1967年8月生まれの50歳。選手としては目を張る実績は残せませんでしたが、ユベントスの監督に就任してからはセリエAとコッパイタリアを4連覇中です。ただし、この監督は変態策士としても有名で、スタメンを毎回変える事に快感を覚えており、とんでもない采配を揮ったりします。もちろんチームのエースだろうがベテランだろうが特別扱いする事はしないので、ロナウドがどのように起用されるのかも楽しみです。まずは「プレマッチ(ICC2018)に参加しないロナウドをセリエA開幕戦で起用するか」、そして「レアルでは守備免除とされていたロナウドに守備を要求するのか」にもユベンティーニは注目しています。

 

 


公式会見でこんなこと言う人です。でも、めっちゃ頼りになる監督なんです。

 

 

 

選手紹介

攻撃陣~中盤~守備陣の順に、何人かの注目選手をピックアップするので、少しでも覚えてもらえると嬉しいです。

 

攻撃陣

パウロ・ディバラ#10


昨シーズンよりユベントスのエースナンバーを背負い、「宝石」と称される選手です。基本はトップ下ですが、4-3-3の布陣の際には両サイドでのプレーも対応可能。若干線が細い事もありフィジカルは決して強いとは言えませんが、それを補うに有り余るテクニックを備えています。

 

 

ドウグラス・コスタ#11


この選手のドリブルは、ちょっとヤバイくらい速いです。ショートカウンターの際に、コスタとロナウドふたりで相手チームをぶった切るシーンを想像しただけで、ワクワク、ドキドキ、ロナロナが止まりません。

 

 

マリオ・マンジュキッチ#17


ロシアワールドカップ、クロアチア準優勝の立役者のひとり。ロナウドファンの方には、昨シーズンのレアル対ユーべ2ndレグで2ゴール決めたので、その時の印象が強いのではないでしょうか。基本的に気合と根性の選手なので、ロナウドと言えどもサボったりしているとマンジュキッチが怒ると思います。本当に頼りになる選手です。

 

 

ゴンザーロ・イグアイン#9

元レアル・マドリーですが、当時の面影がないくらい太ったし、おっさんになったと思うので画像をアップしておきます。だいたいダメなんですけど、たまーに重要なところでゴールを決めるので、なんとなくエースっぽい感じにもなっています。今シーズンはチェルシーへ移籍するかもしれないので、覚えなくても大丈夫かもしれません。

 

 

 

中盤

ミラレム・ピアニッチ#5


ユベントスの心臓。巧みなスキルでゲームコントロールを一手に担い、個人的には世界でも5本の指に入るゲームメイカーだと思っています。ユベントスで唯一代えの利かない選手、と言っても過言ではありません。早めにロナウドとの息を合わせれば、ロナウドのゴール数も自然に増える事でしょう。そして、エリアちょっと外のフリーキックは、彼にとってはPK同然です。

 

 

ブレーズ・マテュイディ#14


守備的中盤ですがやたらゴール前に顔を出すので、ロナウドのシュートのこぼれ球をマテュイディが押し込んでゴール、なんてシーンも多くなってくるかもしれません。もし、ロナウドがある程度守備を免除されるようであれば、マテュイディがそのほとんどをカバーしてくれる事でしょう。とぼけた顔をしていますが、やる時はやる男です。

 

 

ロドリゴ・ベンタンクール#30


若干21歳にしてウルグアイ代表のレギュラーに定着。今シーズン、ブレイクする可能性のある若手選手のひとり。ベンタンクールに関しては「ロナウドと息を合わせる」と言うよりは、「ロナウドから多くのものを吸収して欲しい」と願っております。

 

 

 

守備陣

ジョルジュ・キエッリーニ#3


今シーズンより主将を務めるユベントス守備の要。年齢も33歳を数え若干スピードは落ちてきたが、まだまだ世界最高クラスのディフェンダーと言えるでしょう。ただし、守備は上手なのですが攻撃がとっても下手くそで、特にパスセンスがないので、適当に蹴ったボールをロナウドが一生懸命追いかけないようにして頂きたいと思っています。

 

 

ジョアン・カンセロ#20


今シーズンの新加入選手ですが、元々バレンシアの選手なのでロナウドファンの方々もご存知だと思います。攻撃的な右サイドバックで、今シーズンはロナウドからカンセロ、カンセロからロナウドと言ったパスも多くなってくるでしょう。

 

 

ヴォイチェフ・スチェスニー(#1?)


ブッフォンがPSGに移籍した事により、今シーズンより正GKとしてゴールマウスを守ります。反射神経、スピード、足元の技術、どれをとってもワールドクラス。昨シーズンは速攻の場面は多くありませんでしたが、今シーズンはスチェスニーからロナウドに渡って速攻、と言ったシーンも見られるかもしれません。

 

 

 

ベンチ

ステファン・チンピラーロ#27


下手くそなんで試合にはほとんど出場しないのですが、風貌が坊主にヒゲといかついのと、たまに出場した時のインパクトが凄いので、一部のユベンティーニからは絶大な支持を得ています。
※このパートは「楽しむ」と割り切って目を通して頂けると幸いです。

 

 


敵・味方だけではなく自分さえも欺いてしまった「チンピルーレット」。

 

 


ゴールキーパーを吹き飛ばす「チンピラーショット」。

 

 


相手を置き去りにする「チンピーターン」。

 

 


本職ポジションはTLG(タッチライン際)で、与えられた職務は「副審に圧を掛ける事」。ユベンティーニの間では「タッチライン際の魔術師(ただしグランドの外)」と呼ばれています。

 

 


ちなみに、クラブハウスでロナウドを最初に迎えたのはチンピラーロです。

 

 

 

 

ロナウドに期待するもの


恐らくアッレグリは「今シーズンの目標もセリエA制覇」と口にすると思いますが、ロナウドをはじめこれだけの補強を行った以上、「目標」ではなくチャンピオンズリーグ制覇が義務になったと言えるでしょう。その為にもロナウドの経験と、そして勝負強さにより、ユベントスにビッグイヤーを手繰り寄せて欲しいと願います。

 

 


まずはゴールと言う結果。直近3シーズンで138試合/137ゴールの決定力を、ユベントスでもいかんなく見せつけて欲しいと思います。特にユベントスは「ここ一番」で試合を決める事ができる選手がまだまだ少なく、ディバラもそこまでのレベルには達していません。ロナウドのゴールで試合を決定づけながらも、その姿を見たディバラが同じように成長する事を期待しています。

 

 


そしてロナウドと言えばプロフェッショナリズム。特に今シーズンは才能ある若手も加入したので、ぜひお手本として他の選手に刺激を与えて欲しいと願っています。

 

 

 

まとめ


ロナウドの獲得に関しては人気や話題性が先行していますが、ユベントスはチームがひとつ上のステージに上がる為に、ロナウドが間違いなく必要です。ロナウドファンの意見の中には「都落ち」と表現されている方もいましたが、その表現が間違いだった事はシーズン終了後にユベントスが、そしてロナウドが証明してくれる事でしょう。

 

もし、レアル・マドリーではなくロナウドのファンだと言う方がいれば是非一緒に、今シーズンはユベントスを応援しませんか?もし、レアル・マドリーのファンだと言う方がいれば、別リーグではありますが少しだけでもユベントスの動向を気にしてみませんか。

これも何かの縁です。今シーズンは「ロナウド」をきっかけに、これまで交わりの無かった方々とやり取りができれば嬉しく思います。お互いに良いシーズンを送りましょう!

 

早々