【100人でも大丈夫】2017-18 コッパ・イタリア 第5ラウンド vs ジェノア戦 レビュー




2017-18 コッパ・イタリア 第5ラウンド vs ジェノア戦 レビュー

ユベントス 2-0 ジェノア
※ニックネームが分からない方は「逆引き選手名鑑」をチェキラ下さい。

 

この日のハイライトは一気に時を越えて後半36分。師匠がエリア内でジェノアの山田選手(名前分からんから取りあえず山田と命名)を水平チョップで倒したとみなされPKの判定となったものの、VAR判定の結果お咎めなしとなったシーン。確かにチョップが首に入っているのでPKを取られても致し方なしとも言えますし、更に言えばVAR判定まで持ち込まなくても文句が言えない状況でしたが、笛がなった直後の師匠のあのつぶらな瞳を見たら、そりゃマレスカ主審も「こんな純真な選手がファールする訳がない」って気持ちになり、VAR判定する事になりますよ。最終的には師匠の人柄ではありますが、こうやって審判の信頼を勝ち取れば今後はエリア内でどんだけ倒しても大丈夫。すなわちそれは…

 

 

やっぱり師匠

100人倒しても大丈夫!

 

 

 

んな訳あるかいっ!

 

 

 

 

つーことで、最近このパターンで始まるケースが多くなって来ていますが、この部分一気にスクロールしているひといないですかね?これ、居酒屋のお通しみたいなもんなんで、必ず読んでから本編に入って頂きますようお願い致します。

 

 

 

さて、前説を終えて本編の試合の方に移りますが、ポゼッション率「ユーベ58%:42%ジェノア」の数字があらわす通り、試合開始直後から完全にユーベペースとなりました。コッパって事で選手のモチベーションも心配だったんですが、キュンやカリアゲ、アゴ2号などヒロシにアピールしなくちゃならない選手も多かったですし、そして何よりもコッパであの観客数は選手もやる気になりますよね(分かりませんが、キャパを考えると30,000人は余裕で入っていたのではないでしょうか?)。非常にホームアドバンテージを感じる環境をティフォージが作り出してくれていたと思います。

 

システムは昨日のプレビューの通り4-3-3で前線は左からプンバ、キュン、スキスキ。プンバとキュンはある程度自由に動きながらも、スキスキはほぼ右に固定。スキスキはやっぱりセンターってよりか、右なら右に固定した方が機能すると感じました。この日も右SBに入ったエポックの上がりをうまく囮に使ってカットインしてチャンスを作っていましたが、ただ1回も使っていなかったので途中でエポックが「わたし、あなたのオモチャじゃないんだから!」とキレるんじゃないかと心配になりました。まぁ、エポック社製のオモチャなんですが。そしてプンバも良かったですね。シーズン加入直後はまだ良さが出ていませんでしたが、ここに来て一気にらしさと言うか怖さが前面に出てきました。あのスピードとドリブルは相手にとっても相当脅威なはずだし、昨シーズンまではドリブラーがロボだけだったユーベにとって本当に大きなアクセントになっていますよ。そんでもってキュンですよキュン。ここリーグ戦2試合スタメンから外れてたんで、本人も良い意味で気負いがあったと思うんですが、ゴールへの意欲と積極的な仕掛けで攻撃陣に躍動感を与えてくれました。特に先制点となった塩キージオ→エポック(スルー)からのキュンの反転シュートの一連の流れ・動作はお見事でした。まだちょっとコンディションがアキラ100%とまでは行っていないと思いますが、非常に明るい兆しが見えてきたと思います。

 

中盤は左からチンピラーロ、カリアゲ、塩が並びましたが、カリアゲが良かったです。これまで出場した試合では「そつなすこなすが、いわゆるチャレンジするプレーが少ない」と言うイメージだったのですが、この日は中盤のセンターとして試合を作りながらも攻撃のスイッチを入れるパスを何本も供給していました。まだ20歳つー年齢を考えると、本当に今後のユーベを背負って立つ選手になる可能性を秘めているかもしれませんね。んで塩は悪くはなかったしアシストもしたんですが、好調時と比較するともうひと塩って感じですかね。個人的にはもっとできる選手だと思うし、逆に現状だとアゴ1号、松っちゃん、ナス大に割ってスタメン出場するのは難しいかな、と感じています。ちなみに「もうひと塩」ってどんな塩なんでしょうね。わたしも分かりません。そしてチンピラーロは左サイドハーフでの出場となりましたが、いやー驚くほど機能してませんでしたわ。左はプンバと師匠の二人でやってましたし、唯一存在感を見せたのは芝に足を取られて転んだ時に、地球に対して因縁つけてたシーンくらいですかね。まぁ、そのシーンが面白ろかったからいいか。誰も気づいとらんだろうけど。

 

最後にディフェンスラインは右からエポック、アゴ2号、熊さん、師匠でしたが、フォワードから中盤のくだりでちょっと長くなったので割愛します。あんま面白い動きもなかったんでいいっしょ。なんとなくこの4人だったらこんな守備だったんだろうなぁ、って想像して楽しんで下さい。ちなみにエポックは先発11人の中で唯一半袖でした。そこだけは具体的にお伝えしておきます。オモチャの人形なんで寒くないんですかね。

 

 

まぁ、そんな感じであとは途中出場したポルコがキュンからのアシストを決めて2対0で勝利。ベスト8の相手はトリノで試合は1月4日となりました。
確かにコッパを優勝してもELの出場権が得られるだけなのでチームとしての優先順位自体は低くなりますが、それでもユベントスは最多優勝回数(12回)を誇りますし、優勝すればカッコルダのワッペンを付ける事もできます。そして何といっても前人未到の3連覇中です。若手や普段出場機会が与えられない選手を使いながらも、この大会を通じてチームをひとまわり成長させる事ができればと考えております。つーか、サライエ太みたいなカップ戦&消化試合専用エースが今のユーベから出てきたら、もっと面白いんだけどなぁ。

 

余談なんですけど、後半途中からスキスキデスキーの髪形がボサボサデスキーになってきましたが、ちょっと嫌らしさを感じたのはわたしだけですかね?たぶんキュンと共演してたから色眼鏡で見ちゃったんですかね。そんな事ばかり考えて試合見てました。キュンガール、スキスキガールのみなさんすみません。ちなみにわたしは先日の会社の忘年会の最中ずっと鼻眼鏡をかけさせられました。43歳の歳年長でしたが後輩(31歳)からのムチャぶりです。誰かわたしに断る勇気をお与え下さい。さようなら。